シルバニアファミリーが欲しいと思った思い出話し

シルバニアファミリーというおもちゃがものすごく流行っていました。ウサギやリスやネズミなど、小動物の人形のおもちゃで、さまざまな家や家具もあり、それを集めるというおもちゃです。小動物のキャラクターデザインもとてもかわいく、また、家や家具のデザインも細かいところまでこだわっていて繊細につくられていました。大人になっておもちゃ屋さんで見かけても、おもちゃというよりインテリアのようだと感じることもあるほどです。
ただの人形遊びというには、コレクション性の強い遊びでした。新しいキャラクターが発売されると欲しくなるし、もちろん家具や家も欲しくなります。
学校のクラスの中でも「誰某ちゃんが持っている家がすごい」「テレビでコマーシャルをしているあの新しい家がほしい」など、話題になることがとても多かったので、とにかく人よりすごい家や家具を買ってもらって自慢したい、と躍起になっている子もいるほどでした。
しかし、やはり、家庭環境によっては、シルバニアファミリーのおもちゃを買ってもらえず、遊びの仲間に入れなくなってしまった子もいて、今思えば経済格差が露になってしまうような遊びだったと思います。もちろん、シルバニアファミリーを持っている子の中でも、いい家を持っている子、小さい家の子、家具が充実している子、そうでない子など格差がありました。
よくできた、たのしいおもちゃではあったのですが、それで傷ついた人がいたのかもしれないと思うと、できればはみ出されてしまう子のでない、平和な遊びが流行って欲しかったなあと思ってしまいます。

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